習性 Archive
犬が救急車の音を聞いて鳴くのは、なぜ?
救急車が通るたび、あちこちから「ワオ~ン」「アオ~ン」「ウォ~ン」と聞こえてくるのは、
さながら犬の悲しい合唱のようでもあった。
ときには、犬が涙を流しているように思えることすらあった。
なぜ救急車の音で鳴くのだろうか。何が悲しいのだろうか。
「救急車のサイレンの音は、犬の遠吠えの響きに近いため、呼応して遠吠えする犬がいるようです。
野生の狼は遠く離れた個体同士、遠吠えによって存在を確認するといったコミュニケーションをとります。
家庭犬はオオカミを家畜化したという進化の過程がありますので、
この本能を強く残している個体が遠吠えをすると考えられているんですよ」
「遠吠え」ということは、じゃ、悲しくはないのですか?
「悲しそうに見えるのは人間の感覚であり、犬は悲しくて泣いているわけではありません。
一生懸命遠くにいる仲間の呼び声に応えようと声をあげているのです。
本能に駆られてとっている行動だと思いますよ」
ちなみに、これはもともとオオカミがとっていた行動の名残なのだとか。
結局、悲しくて鳴くわけではないことはわかったけど、救急車の音を犬の遠吠えのように感じ、
「遠くにいる仲間に一生懸命応えようとして鳴く本能」なのだと聞くと、
ますます切ないなあと思うのでした。
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犬がフンをするとき、目をそらすのはなぜですか
記事抜粋
「そうですね。排便中の犬は、とても無防備な状態です。
そもそも犬にとって目をまっすぐ見つめられる行為は、チャレンジ(挑戦的)と受けとられるんですよ。
排便中に挑戦を受けて立つのは難しいですから、トラブルを避けるために目をそらすのだと思います」
正面から見る=挑発行為だったとは!
いちばん無防備な生理現象のとき、「フリーダム」なときに、思い切りジャマをしていたようで、ずいぶん気の毒なことをしたと、いまさらながらに反省してみたり……。
ところで、フンをしているとき以外でも、じっと顔を見られると、恥ずかしいものですか。
「『恥ずかしい』とはちょっと違う感情だと思います。人間にたとえるなら、『気まずい』のほうが近いのではないでしょうか」
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